クズ
Pueraria lobata (Willd.) Ohwi
プエラリア ロバータ



科名 Leguminosae 撮影場所 山寄りの公園にて
マメ科 撮影時期 09月
花期(一般) 7-9月 葉は飼料に、若芽は食用になる
昔は根から葛粉をとっていた。
備考 多年草、つる性 薬効 根は葛根湯の原料にされる。
花穂は葛花(かっか)といい、別の漢方薬に利用される。
クズの花が咲き始めると、その独特の芳香から、遠くからでもそれとわかります。
昔は、良質のでんぷんを含むこの草の根は珍重され、くず粉の原料となっていました。いまも一部では採集されているようですが、もうこの草の根を有効につかう事もすくなくなり、増えすぎてすっかり害草あつかいされるようになりました。
どういうわけかカメムシに好まれ(下段の写真を参照)、この草にこぞってやってくる事も、嫌われる要因なのかもしれません。

全草が有効に利用でき、葛根湯などで有名な根の薬効成分や食用の葛粉はもとより、花や葉にも異なる有効成分があります。また、葉は良質の植物性たんぱく質に富んでおり良い飼料になるそうですし、丈夫な茎からは繊維がとれ、若い芽は菜として食べる事もできるという、利用する気になれば、これほど良いことづくめの草も珍しい。

カメムシが見えますか?2匹写っています。



Pueraria lobata (Willd.) Ohwi 学名解説

属名 Pueraria クズ属
種小名 lobata 浅裂した
命名者 Willd. Carl Ludwig von Willdenow(1765-1812)
Author名:Willdenow
略表記:Willd.
専門分野:藻類、菌類・地衣類、シダ類、種子植物
主要フィールド:ドイツ
転属等 Ohwi 大井 次三郎(1905-1977)
Author名:Ohwi
略表記:Ohwi
専門分野:シダ類、種子植物
主要フィールド:インドネシア、日本
専門研究分野:カヤツリグサ科



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