身近な植物と菌類 〜近畿の季節の野草〜ナス科

クコ

ナス科|2014,08,24
クコ
11月 山道脇で撮影

クコの花
夏から初秋にかけて、ぱらぱらと咲き続ける

Lycium chinense


クコの実


ハムシに食害されたクコ
葉が全て食べられる等はめずらしくない


・・覚書・・ (随時追記変更)


科名属名/ナス科クコ属
花期(一般)/7-11月
果期(一般)/8-12月
花色/紫色の花を咲かせる
樹高/1〜2m
食毒/可食。実は生食可能、若葉も食用となる
薬効/生薬(枸杞子、地骨皮、枸杞葉)として利用される
備考/落葉低木

低木といっても丈夫な草程度で、枝が長くなると斜めになってたわむ。
樹皮は枯れ枝のような白味を帯びやすい。
葉はたいてい無惨な程ハムシに食害される(トホシクビボソハムシ)。
また、ダニ類の寄生も常態化しやすく、葉はでこぼこになる。
だが枯れきらずに繁殖し、花や実をつける頑丈さを持つ。

一度認識すると クコはどこにでもある事に気がつく。川沿いに多いように思うが、山道でもよく出くわす。公園の雑木林や線路脇などにもあったりする。
本によると、昭和40年代にクコブームがあったらしい。その当時は人々が争うように採集して一時は姿を消す勢いだったというが、地下から苗を増やすクコはなかなかしぶとく、ブームが去った今はすっかり復活したようだ。

薬効のあるものは体質や持病によっては逆効果になる。量による副作用がないか、自分にあっているかどうか(期待する効果ではなく、体質や持病に悪影響がないかどうか)、よく調べてから利用したい。


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